FXって何?

2009年秋の金融不況以降、株等の個人投資家が増えたそうです。年金もあてにならず、将来の先行きが不透明な状況なので、自分の将来を少しでも安心できるものにするために投資を始めたのでしょうか?

ここ数年、大きな注目を集めているのが「FX」です。投資に興味があまりない人でも、素人の個人投資家が投資で儲けたお金を○億円も脱税した、というニュースを覚えているのではないでしょうか。

では、FXについて簡単に説明しましょう。最近は何でもアルファベットの略字で困りますね。日本語で言うと、「外国為替保証金取引」となります。よくニュースで円が売られてドルが買われているなどと報道されているように、ドルやユーロなど通貨(為替)は世界各国で売買されており、為替レートが刻々と変化しているのはご存じだと思います。
FXを始めたい男性
まず、具体例を見ましょう。
(1)1ドル=100円のときに日本円でドルを買います。
(2)1ドル=110円のときにドルを売り、円を買います(円に戻す)。→1ドルあたり10円の利益となります。
(3)1ドル=90円のときにドルを売り、円を買います(円に戻す)。→1ドルあたり10円の損となります。よく海外旅行をする人は、出入国のタイミングで得(2)したり損(3)したりしたことがあると思います。

FX(外国為替保証金)取引は外国通貨の売り買いを行って、利益をだすこと(つまり(2))を目的とした取引のことなのです。

先に記したように、FXは少ない資金で大きな取引ができる仕組み(レバレッジ)などもあり、莫大な利益を上げることも可能ですが、元本保証ではないので、(3)の状態になると、かなりの損失にもなります。つまりハイリスク、ハイリターンですので、注意してください。

スプレッドとは

FX(外国為替保証金)取引を始めようと考えている人にとって、どれだけ業者にお金を払わなければいけないのかというのも、業者選択の際の大きなポイントだと思います。

業者に支払うお金として「取引手数料」があります。それだけでなく、業者から「買う時」と「売る時」では、レートが違うのです。かんたんに言うと、私たちが「買う時」は少し高め、「売る時」は少し安めになってしまいます。ほかの商売も同様ですが、その差が業者の利益となるのです。このレート差を「スプレッド」と呼ぶのです。
FXを教える女性
具体例を見てみましょう。
あるFX業者の場合、
1ドルの買いレート→105.45円
1ドルの売りレート→105.40円
とします。

上記のレートで1ドル(1ドル単位での売買はできませんが)を買った後に、すぐ売ったとしますと、0.05円の損=FX業者の利益、ということになります。

たった0.05円と思った人もいるのではないでしょうか?
これが、1万ドルの売買だったらどうなるでしょう。0.05×10000=500円も損をしてしまうのですよ。
買ってすぐに売るということをする人はいないと思います。大概は、レートが有利になってから売りますので、まるまる損ということはあまりないですが、それでも利益が少しでも多いほうがいいですよね。

ですから、FX業者を選ぶ時は、まずは、取引手数料とスプレッドがいくらかということをきちんとチェックしましょう。ただし、ほかにもレバレッジ、最低保証金などいろいろ考慮しなくてはならない要素がありますので、自分がどのようにFX取引をしていきたいのかも考えて業者選定をすることが大事です。